塗装業界のカラクリ
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外壁塗装・リフォームの業者の選び方
インターネットの一括見積もりサイトなどを活用して業者を探される方も多いと思います。複数の業者のお見積もり金額が一度に確認できるため、比較検討がしやすく大変便利です。
しかし、金額の安さだけで安易に業者を決めてしまうのはおすすめいたしません。
中には契約を取ることが目的の悪徳業者が紛れていることがあるからです。そのような業者に施工を依頼すると、適切な施工がされないケースもありますのでご注意ください。
お見積もり書のここをチェック!
施工面積
「○坪○円」と表記されている場合、実際に施工される面積はどのくらいなのか、しっかり確認することが大切です。坪数は延床面積を指します。同じ40坪の住宅でも、平屋と2階建てでは施工面積が異なりますが、「○坪○円」の表記では、その面積の差が考慮されていないお見積もり金額ということになります。しっかり測定してお見積もり書を出してくれる業者に依頼しましょう。
○回塗り
たくさん重ね塗りしてくれた方が丁寧で、お得な印象を持ってしまいがちですが、注目すべきは回数ではなく「缶数」なのです。
同じ回数を塗っても、1回1回を薄く塗るのと、たっぷりと塗料を使って塗るのでは仕上がりの塗膜の厚さが変わります。
値引き
誰でも費用は抑えたいものですが、あまりにも安すぎる業者にはご注意ください。大幅値引きの裏には以下のようなカラクリがあります。
塗料の使用量を抑えている/適切な乾燥時間を守らない/在庫缶を使用しているなど…
在庫缶
前項でご紹介したように、大幅値引きの理由として、在庫缶をしている可能性があります。業者としては、在庫缶を使用する場合は材料費がかからないため、安い金額での施工をご提案できるのですが、塗料には使用期限があります。予算の関係上、在庫缶の使用をご提案する場合もございますが、その場合は事前に説明があるはずです。しっかり確認されることをおすすめいたします。
オリジナル塗料
「安くて高性能」だと、自社開発のオリジナル塗料をアピールしている業者がありますが、必ずしもオリジナル塗料が良いとは限りません。中には他社メーカーの塗料を、ラベルだけ貼り替えて「オリジナル塗料」と謳っている業者もあるからです。有名なメーカーでも信頼性の高い商品を販売しておりますので、安易にオリジナル塗料をすすめる業者には注意しましょう。